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拝啓 この度「第25回日本臨床工学会」を開催させて戴くこととなり、学会の25年の歴史の重みと同時に、大任を拝し身に余る光栄に存じます。平成27年5月23日(土)、24日(日)の日程で、福岡国際会議場にて開催させて戴きます。また、前日の22日(金)には、全国代表者意見交換会の開催も予定しています。
 今回の学会テーマは、「臨床工学技士の未来を語ろう ~アジアに向けた発信~ 」としました。 臨床工学技士が誕生して早四半世紀が経過し、その立ち位置も明確化されてきたと感じており、昨今の医療背景においても医療機器は高度化、複雑化の一途をたどる中、チーム医療を推進する意味においても業務の棲み分けが求められています。本大会を通じて、これから我々が進むべき方向性について語り、更なる発展へと繋げたいと考えました。
 本大会の特徴の一つとして、アジアの國から講演戴くことを予定しています。本邦の臨床工学技士は、世界に類を見ない業務体系であるため、「臨床工学技士」の名称を海外から国内へのルートでアピールし、認知度向上へと繋がることを願っています。
 福岡の地は、アジアの玄関口でもあり、時間が許される方はパスポートを持参戴き、アジアを経由して帰郷戴ければとも思います。また九州は、有名な温泉や観光地も多数点在し、九州新幹線に接続する9つの特急列車の旅など散策して戴くのも一考かと存じます。
 最後に、一社)福岡県臨床工学技士会が一丸となり、更には、九州臨床工学技士会のご協力も得て、万全の態勢で皆々様をお迎えしたいとの思いで鋭意準備しております。
 本会の趣旨にご賛同いただき、本学会でのプログラムをより一層充実したものとし、有意義な学会にするためにも、是非とも皆様にご協力を賜りたく心よりお願い申し上げるしだいです。
何卒よろしくお願い申し上げます。

謹白

井福武志(聖マリア病院)